4月8日(水)、1・2年生合同の交通安全教室をJR別保駅前で行いました。1時間目の授業が終わって、それぞれ列を組んで学校を出発し、20分ほどかけて駅前まで移動しました。1年生にとっては初めての団体行動で、移動だけでくたびれた様子でした。それでも、広場に集まって駐在所長の持舘(もったて)さんから交通安全のお話を伺い、その後駅前の押しボタン信号を自分たちで押して、国道を横断する練習をしました。1年生2人と2年生2人の4人でグループを作り、グループごとに横断しましたが、どのグループも信号や自動車に十分気をつけ、慎重に渡る姿が実に微笑ましかったです。今回の交通安全教室での体験を、これからの生活にしっかり生かしていってほしいと強く願っています。
横断歩道の渡り方を覚えた後、登下校の際、子ども達の安全指導について下さっている「見守り隊」の方々に、ふだんお世話になっているお礼を伝えました。「朝や帰りに、見守り隊の方々に挨拶をちゃんとしてるかな?」との質問に、「あまり、していないよ」と正直に答える子もいて、「これからは、しっかりと大きな声で挨拶をしましょうね!」という教師の言葉に、大きな声で「はーい!」と返事をしていました。挨拶も、交通安全と同じくらい大切なことだと学んでくれました。
交通安全教室終了後は、また徒歩で学校まで戻りました。帰り道は、1年生が先にスタートし、かなり遅れて2年生が出発するかたちで学校へ向かいましたが、1年生と2年生の一年の違いを実感することになりました。列を組んで歩くことが初めての1年生は、担任が度々歩みを止めて整列し直さなければ、すぐに列がぐちゃぐちゃになってしまいます。ところが、お兄さん、お姉さんの2年生はいくら歩いても列が乱れることはありません。かなり距離を開けてスタートしたはずなのにたちまち追いつかれ、先に進む1年生に、2年生がスピードを落として合わせる感じで学校に到着しました。
昨年の交通安全教室でも同じような光景を目にしたのを思い出しました。わずか1年間ですが、その間に大きく成長していたことを実感し、2年生のこれまでの成長を喜ぶと同時に、「来年の今頃は、この1年生が大きく成長した姿をまた目にするんだろうなあ」となんとなくうれしく感じたのでした。